妻は”カード”で夫の不倫を常時監視できる
- 企業・経済
- 2017年12月15日
預金口座に紐付いた「デビットカード」にお得なものが増えてきた。クレジットカードと違って原則審査が不要で、預金残高の範囲内しか使えないため家計管理もしやすい。また口座から即時に引き落とされるので、利用履歴がリアルタイムに通知される機能もある。一方、そうした機能を、「夫の不倫発見ツール」として使っている人もいる。その方法とは――。
■米国ではクレジットカードより決済件数が多い
クレジットカードやプリペイドカード、電子マネーなど、現金以外の「キャッシュレス」による決済手段が多様化している。このうち、最近徐々に認知度が上がっているのが「デビットカード」だ。欧米では普及や利用が進んでおり、特にアメリカでの決済件数はデビットカードのほうがクレジットカードよりも多いという。
日本では、銀行のキャッシュカードを使う「J-Debit」があったが、キャッシュバックやポイント還元率などがなく、利用できる場所も限定的だった。だが、最近、クレジットカードの国際ブランドであるVISAやJCBが、銀行と提携して発行する「ブランドデビット」が登場し、広がりつつある。提携する国際ブランドの使える場所であれば、クレジットカードと同じように使うことができ、ポイントやキャッシュバック、各種の付帯保険、海外での利用などもクレジットカードと遜色がない。
またデビットカードには、決済した瞬間に「どこでいくらお金を使ったか」がわかるという特徴がある。クレジットカードの利用履歴は、反映されるまでに数日のラグがあることが普通だが、デビットカードではリアルタイムで確認ができるのだ。詳細は後述するが、家計相談に訪れた人のなかには、この仕組みを「夫の不倫発見ツール」として使っているケースもあった。
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