銀行装う自動音声電話で詐欺未遂 2人逮捕
- 詐欺・悪徳商法
- 2017年9月12日
大手銀行を装った自動音声の電話をかけて、女性から現金をだまし取ろうとしたとして男2人が警視庁に逮捕されました。同様の電話は、この1か月間に少なくとも100件余り相次いでいるということで、警視庁はこの2人を含んだ詐欺グループが関わっていると見て調べています。
逮捕されたのは、いずれも東京・足立区の、安達貴宏容疑者(31)と島隆晃容疑者(31)です。
警視庁によりますと、2人は先月、さいたま市の29歳の女性の自宅に「大型詐欺事件の主犯格があなたに現金を渡したと言っているので、現金を調べる必要がある」などとうその電話をかけ、現金およそ270万円をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いが持たれています。
これまでの調べで、電話で10秒ほど、大手銀行を名乗る自動音声が流れたあと、銀行員や警察官、それに検事を名乗る男が電話に次々と出てきたということです。不審に思った女性が警視庁に通報し、2人は現金の受け渡し場所のJR池袋駅近くの路上で逮捕されたということです。
同様の電話は、この1か月間に千葉や埼玉などで少なくとも100件余り相次いでいるということで、警視庁はこの2人を含んだ詐欺グループが関わっていると見て調べています。警視庁によりますと、調べに対し、安達容疑者は容疑を否認し、島容疑者は認めているということです。
一言コメント
被害にあわなくてよかったですね。
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