ハリポタ作者が謝罪、誤解からトランプ氏批判のツイート
- 国際
- 2017年8月2日
ニューヨーク(CNNMoney) ファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズで知られる英国人作家J・K・ローリングさんは31日、ツイッターでトランプ米大統領を批判した投稿に誤解があったとして謝罪し、このツイートを削除した。
ローリングさんは7月28日のツイートで、トランプ氏が車椅子の男児との握手を拒否したと非難していた。しかし3日後にはこれが事実ではなかったことを認め、ツイッター上で男児とその家族に謝罪した。今後トランプ氏にも謝罪する予定があるかどうか、ローリングさんの報道担当者は明言していない。
ローリングさんが投稿したのは、米ホワイトハウスで24日に開催された保健関係の行事の一場面だった。男児が差し伸べた手をトランプ氏が無視したかのように編集された動画をそのまま使い、「男の子はただ大統領に触れたかっただけ」なのに、トランプ氏が握手に応じられなかったのは「あきれた」「ひどい」話だなどと計7回にわたって書き込んだ。
このうち最初のツイートは31日までに7万5000回もリツイート(再投稿)された。
ところが、編集前の動画にはトランプ氏が男児の目の高さに合わせてかがみ込み、握手をする場面が映っていた。これを複数のメディアが指摘し、ローリングさんがツイートを訂正しないのは「けしからん」などと非難。男児の母親もフェイスブックを通し、トランプ氏は息子を冷たくあしらったわけではないと指摘していた。
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