インターネットの交流サイト(SNS)で、富裕な白人男性もしくは白人女性と偽って、タイ人の女性、男性に接触し、金銭をだまし取った疑い。被害者は20人以上に上るとみられる。
被害者の1人はタイ東北部チャイヤプム県の有名校の男性校長。容疑者はSNSのフェイスブックを通じ、アフガニスタンに勤務する米軍女性士官と偽って、被害者に接触。相手を信用させた後、敵軍から取り返した米国政府の現金の一部、100万ドルをタイの子供に寄付したとうそを伝え、その後、送金を担当した物流会社の社員と偽ったタイ人が、送金手数料が必要と連絡して、被害者に送金させた。
別の被害者は同じ学校の女性副校長。容疑者はフェイスブックを通じ、アフガニスタンに勤務する米軍男性士官と偽って、被害者に接触。被害者に求婚し、当座の生活費として、米国大使館を通じ、50万ドルを送ったとうそを言った。その後、米国大使館員、タイ関税局職員などと偽ったタイ人が、送金手数料が必要と連絡して、被害者に約80万バーツを送金させた。
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