台風第3号「ナンマドル」発生、今後の動きに注意を!
- 政治・経済
- 2017年7月3日

気象庁では、平成29年7月2日15時45分に、沖縄の南で「台風第3号(ナンマドル)」が発生したと発表しました。
2日15時の実況では、ナンマドルは北西へ時速30kmで進行しており、中心気圧が1002hPa、中心付近の最大風速は毎秒18mとされています。
進路予想からすると、4日(火)から5日(水)にかけて、足早に九州に接近する可能性があり、今後の動きに対し、こまめな注意が必要です。
なお、台風には従来、アメリカが英語名(人名)を付けていましたが、日本含む14カ国等が加盟する政府間組織である台風委員会が、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)が付けられることになっています。
平成12年の台風第1号に、カンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、それ以後は、発生順にあらかじめ用意された140個の名前が順番に使用され、その後再び「ダムレイ」に戻ります。
台風の年間発生数の平年値は25.6個とされていますので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
ちなみに、今回の「ナンマドル」は120個目の名前で、これは、ミクロネシア連邦のポンペイ島にある有名な遺跡の名称です。
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