「慰安婦妄言」日本の作家・筒井康隆氏の本が韓国で発売中止に
- 国際
- 2017年4月10日
旧日本軍慰安婦を象徴する少女像を性的に侮辱する衝撃的な妄言を発した日本の小説家・筒井康隆氏の小説『モナドの領域』が韓国国内で販売中止になった。同氏の『時をかける少女』は映画化されており、韓国でも有名な小説家だ。
この作品を韓国で販売している出版社は7日、「同氏の文学的成果とは別に、韓日関係や歴史に対する同氏の個人的観点にひどく失望した。作家としてだけでなく、一人の人間としての同氏の態度と資質に対し怒りと悲しみを感じる」として販売中止を発表した。
また、同社では『モナドの領域』と共に今年後半に出版予定だった小説『旅のラゴス』の契約を解除することを国内のエージェントと日本の著作権所有会社に通知した。
筒井康隆氏は6日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「ツイッター」に「長嶺大使がまた韓国へ行く。慰安婦像を容認したことになってしまった。あの少女は可愛いから、皆で前まで行って射精し、ザーメンまみれにして来よう」と書き込んだ。
これは、釜山の日本総領事館前への少女像設置に反発して日本に一時帰国していた長嶺安政・駐韓日本大使が85日ぶりに韓国に帰任したことに対してつぶやいたものだ。
筒井康隆氏は映画『時をかける少女』の原作小説の作者として有名なほか、『パプリカ』『日本以外全部沈没』『東海道戦争』『文学部唯野教授』などでも知られている。『時をかける少女』と『パプリカ』は韓国でも特に人気がある。
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