日本人の礼儀正しさ、行儀の良さは中国人にとって驚愕のレベル=中国
- 国際
- 2017年3月2日
中国メディアの捜狐はこのほど、日本に留学しているという中国人による手記を掲載し、「日本人の礼儀正しさは中国人にとって驚愕のレベル」であると伝え、日本人がいかに礼儀正しいかを紹介する記事を掲載した。
記事は、「日本人は日常生活における礼儀を非常に重視しており、礼儀とともに『他人に迷惑をかけない』という原則を遵守している」と紹介、その行動規範は中国人にとって学ぶに値するものであると論じた。
続けて、日本における日常生活には日本独特の礼儀が数多くあると伝え、まず1つ目が「お辞儀」であるとした。中国人は日常的にお辞儀をする習慣がないため、一口にお辞儀と言っても単に頭を下げれば良いというものではなく、「頭を下げる角度や頭を下げている時間、頭を下げる回数」など、時と場合によって適切なお辞儀の方法が異なることに驚きを示した。
さらに、食事における礼儀についても「箸を舐めてはいけない」、「迷い箸をしてはいけない」、「食べ物に箸を突き刺してはいけない」など、多くのルールがあり、こうしたルールを破ると「行儀が悪い」とされることを指摘。そのほか、服装についても、日本には時と場合に応じて適切とされる服装があることを伝え、「身なりや服装が適切でないと教養のない人と見なされる場合がある」と伝えた。
こうした礼儀や行儀については、日本独特なものが多く、中国人にとってはなかなか対応が難しい点があるのかもしれない。だが記事は、こうした礼儀や行儀がほぼすべての日本人が共通して有していることに対し、「日本人の真面目さや集団を重んじる考え方が育んだものであり、幼少のころからの質の高い道徳教育によって継承されている」のではないかとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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