はるやま商事/販売目標2万着、アディダスと動けるスーツを共同開発
- 流通
- 2017年2月20日
はるやま商事は2017年2月8日、スーツブランドPerfect Suit FActory(P.S.FA)で、アディダスの協力のもと、スポーティなニュアンスと機能性を取り入れた新感覚の「動ける」スーツを販売すると発表した。
はるやまホールディンスの代表取締役執行役員の治山正史氏は「スーツを着ない人にあう完ぺきなスーツを作りたかった。堅苦しい、動きにくい、ダサイ、窮屈、不自由といったスーツ着ない人のスーツのイメージを打ち破る商品をアディダスと開発した」と商品を紹介した。
新たなスーツ開発プロジェクト「perfec tec(パーフェクテック)」の第1弾商品の位置づけで、年間販売目標は2万着とした。パーフェクテックは、着心地、機能性、着たいシーンで自在に選べる新感覚ウェアを目指す取り組み。毎日、着ることを考えた快適性と機能性、着るだけでカッコ良くなれるシャープなシルエット、オン・オフ使えるデザイン性を兼ね備えた、多彩なビジネスウェアを展開する予定だ。
2017年9月を目途に、パーフェクテックの第2弾商品を投入する予定で、秋冬シーズンに向けて、保温・蓄熱性といった機能を打ち出した商品を開発するという。
動けるスーツは、軽量かつ快適性の高い最新スポーツウェア素材を使用した新感覚ニットスーツで、2017年春夏はセットアップスーツの「ID KNIT JACKET HR」(税別2万6000円)、「ID KNIT PANT HR」(1万2000円)を販売。
<ジャケットの裏にはスポーツに対するメッセージを刺繍>
そのほか、自転車の乗りながら着用することも想定したパーフェクトアチーブジャケット「ID WOVEN JACKET HR」(2万5000円)、スポーティーなファッションを楽しめる限定ボタンダウンポロシャツ「ID POLO HR」(5990円)の4アイテムを用意した。
また、街中の建物や壁や設置物を生かし、走る・飛ぶ・登るなどのアクションを行う「パルクール」というパフォーマンスで訴求する「URBAN UNION」を起用し、動けるスーツの機能性を訴求するCMを作成した。
動けるスーツを着ながら、街中を走り、飛び、壁を登るなど、激しい動きを見せるCMも発表された。
治山社長は「IT企業、広告業、編集者などスーツをあまり着ない職業の方も多い。若者だけでなく、これまでスーツを敬遠していた幅広い年代の方へ向け、動けるスーツを訴求したい」と語った。
■パーフェクテック
http://perfect-s.jp/concept/index.php
スーツスタイルの革命を起こす商品になる事を期待する。
石川
コメントする