警部補と巡査部長を処分 秋田県警
- 警察
- 2017年2月17日
県北部の警察署に勤務する男性警察官が、去年、SNSに顔見知りの女性の名前や行動などを繰り返し書き込んだとして書類送検され、本部長注意の処分を受けました。
県警察本部によりますと、県北部の警察署に勤務する50代の男性警部補が、去年9月上旬から10月上旬にかけて、同じサークル活動に参加していた顔見知りの女性に対して、自分がSNSのツイッターに投稿した内容を見るように指示したり、女性の名前や行動などを繰り返し書き込んだりしたということです。
不安に思った女性が警察に被害届を提出し、警察が捜査を進めた結果、去年11月、男性警部補を秋田地方検察庁能代支部に県の迷惑防止条例違反の疑いで書類送検し、去年12月に起訴猶予となりました。
警察によりますと、男性警部補と女性は会話をしたことがない程度の顔見知りだったということです。
男性警部補は「女性がサークル活動をやめたことについて励まそうとした。相手に迷惑をかけてしまい深く反省している」と話しているということです。
これを受けて男性警部補は1月、「本部長注意」の処分を受けました。
また、県南部の警察署に勤務する30代の男性巡査部長が、去年12月、勤務が終わったあと保管庫に入れなければならない拳銃を自分のロッカーで保管していたことがわかり、1月、「本部長注意」の処分を受けました。
県警察本部監察課は「法を執行する立場である警察官が条例違反をしたことは極めて遺憾であり、規律の粛正に努めます。また、拳銃の適切な管理を徹底していきます」と話しています。
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