がれき処理で詐欺 石巻の元社長に高裁も実刑 宮城
- 詐欺・悪徳商法
- 2017年11月1日
東日本大震災のがれき処理事業を巡り、宮城県石巻市の元建設会社社長が詐欺の罪に問われた事件の裁判で、仙台高裁は懲役4年とした一審判決を支持し、元社長の控訴を棄却しました。
破産手続き中の石巻の建設会社の元社長、伊藤秀樹被告(55)は2011年、ボランティアが行った震災のがれき処理などを自らの会社が行った分とあわせて業務委託料を請求し、石巻市から5700万円あまりを騙し取ったとして一審で懲役4年の実刑判決を受けています。
伊藤被告は「詐欺の故意は無かった」などとして控訴し、無罪を主張していました。
しかし、仙台高裁はきょう、「市の職員からボランティアの業務と有償業務を区別するよう指示されていたのにそうしなかったのは故意があったと認められる」として、被告の控訴を棄却しました。
一言コメント
震災関係の詐欺は、最低だ。
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